今日は100回目の遍路に出てます。
1番霊山寺から17番井戸寺まで打ち終えて、18番恩山寺したの民宿千葉さんに泊まってます。
今日は納経帳について話してみたいと思います。
納経帳は、本尊様御大師様にお経を納めた領収書の様な物です。
よって1人で何冊も領収印を受ける訳には行きません。その納経帳をもらった方は負債の付いた納経帳をもらった事になります。もし、納経帳を差し上げたい方があれば納め札に、差し上げたい方の名前を書き込んで、その後に実際にお詣りする方の名前を代参○○と書いて納めて下さい。その時、出来れば差し上げたい方の名前を言葉に出しそして代参○○と言葉に出して、御本尊御大師様にお伝え下されば差し上げた方は貴方が代参した有り難い納経帳を受け取ることが出来ますよ。
貴方の名前だけの納め札では、あくまでも貴方の納経帳になりますからね。あの世に持って行っても功徳は無いと思います。
いまひとつ納経帳は個人の物御軸は家の物となります。納経帳は重ねて押印するほど功徳がありますよ。
鶴林寺大師堂を望んで札所に着いて出る迄の私形の正しい?と、思うお詣りの仕方を話してみます。
山門を入るとき先ず一礼して出来れば名前を名乗り、(お出迎えいただきまして有難うございます)。と声を出して言って欲しいです。ここから仏様との対話が始まります。
次に鐘を突こうと思われる方は、鐘を突いて下さい。先ず合掌して一礼し軽く一打し合掌一礼して下さいね。
次、手水場で出来れば左手を流し、右手を流し、左手に水を受けて口を濯ぎます。手杓は水を汲んで縦にし水を柄に伝わらして流して清らかにし元の場所に置いて下さいね、後の方の為に次、ローソク、線香これはどちらが先でも構いません。
ここでは、ローソクから話してみます。ローソクは紙巻きローソクや、長いのは、次の方達に危険ですから止めて下さいね。ローソクは上の段から使用しましょう。又既に灯が点けて在るローソクからのもらい灯は出来るだけ止めましょう。何故なら、その方も貴方と同じ様に想いを持って、灯して在るから想いの邪魔をしないために。
次、線香これは諸作法在るかと思いますが、霊場寺院を見渡すと、通常3本を起ててありますよ。何の為の3本?三宝、(仏法僧)三密(身と口と心)本尊様、先祖様そして我が身に香を焚く諸説あるかと思いますので、舌足らずはご教示下さい。
そして出来るだけ奥から立てて下さい。これも後の方達の為に、他人の火で熱い思いは嫌ですから。
また後日。